FC24で各国最高POTの選手を調べてみた(英国、北欧、バルト三国編)
おはようございます。
監督モード大好きかつ若手厨かつ知名度の低い国の選手大好きな筆者が、FC24で最高のポテンシャルを持つ選手を国ごとに調べてみました。
欧州サッカーが大好きなひと、FIFAシリーズを愛してやまない人、みんなが知らない選手を見つけるのが趣味の人、監督モードで弱小クラブを選び、1000万ドル資金流入して全額ユーススカウトにつぎ込む人、どなたも楽しめる記事になっておりますので是非御一読ください。
Jude Bellingham/Real Madrid (20/CAM)
OVR:87 POT:91
名門マドリーで衝撃的なデビューシーズンを送っているヘイジュードがイングランドで単独トップに。
度々比較されるジダンのような優雅なテクニックを持ちながら現代フットボールに必要な運動量とインテンシティを高いレベルで兼ね備えており、マドリー加入後は得点能力の向上も目覚ましい。当然と言えば当然の超ハイポテンシャルだ。
EAのお膝元であるイギリス諸リーグの選手が高く評価される傾向がある中、十代の内から海外で経験を積み、強国イングランドで最も期待されている若手に選ばれたというのは数字以上に素晴らしいことのように思える。
ベリンガムに続いたのはフォデン、サカ、ケインであり、POTは皆同様に90である。
Andrew Robertson/Liverpool (29/LB)
OVR:86 POT:86
EURO24本線出場を決めたスコットランド。眩い輝きを放ったのはユナイテッドのマクトミネイだったが、チーム最高のPOT値及びOVRを叩き出したのはアンドリュー・ロバートソン。
レジ打ちからの成り上がり選手として有名な彼だが、2017年の加入以降精度の高いクロスと堅実な守備でリバプールを支え続けている彼の功績は、今でも過小評価といって過言ではない。
代表でもキャプテンとしてチームを牽引し、先述の通り母国をEURO本選出場に導いた。
23年10月現在、代表キャップは64を刻み、クリスティアン・デイリーが持つ歴代10位の67試合に迫っている。
ちなみにPOT二位もリバプールのベン・ドークで85。
Conor Bradley/Liverpool (19/RB)
OVR:69 POT:83
こちらもリバプールのサイドバックだが、まだまだ売り出し中の19歳。
プレシーズンで素晴らしいプレーを見せ、トップチーム定着の可能性も囁かれたところで背中を疲労骨折、長期離脱を余儀なくされた。
北アイルランド代表では既に二桁キャップを刻んでおり、将来的には母国のナショナルチームを背負って立つ選手になるだろう。
現在北アイルランドで最もOVRの高い選手はユナイテッドのジョニー・エバンスの75であり、いい選手が出てきてもイングランドに盗まれてしまうブリテン連合諸国の厳しさを感じさせる。
Luke Harris/Fulham (18/CAM)
OVR:61 POT:84
将来を渇望される天才司令塔ハリスがウェールズで最も将来性の高い選手に。
今シーズンはプレミアデビューも済ませ、大エースミトロビッチの去ったチームで新たなアイコンとなっていきたいところ。
FC24で高く評価されているのはアジリティとバランス。狭いスペースでもボールを失わずチャンスクリエイトする技術が評価されている。
U-16からウェールズ代表一筋である彼だが、イギリスとフランスの間にあるジャージー島の出身で、ジャージー代表になることも可能。
OVR、POT共に二位につけるのはトッテナムのブレナン・ジョンソンで、かつて世界最高峰のPOTを秘めていたアンパドゥはPOT81で同率三位という結果に。
Evan Ferguson/Brighton (18/ST)
OVR:74 POT:86
デクラン・ライスに裏切られたアイルランドだが、彼以上の選手になる可能性を秘めた若武者は無事確保。
三苫の同僚として日本人ファンの間では広く知られ、ユナイテッドが熱く関心を寄せるファーガソンが将来性No.1に。
出来ないことがないと思わせるほどのオールラウンド性、19歳とは思えぬ決定力、180センチ代後半とは思えぬ柔軟性と身体能力。近年台頭しているデカくて速くて上手いFWだ。
幸か不幸かブライトンは彼だけに頼ることなく勝ち点を積み上げられる層の厚さがあり、先発に機会は約50%にとどまっているが、それでも既に4ゴールを記録している。
アイルランドは12人がPOT80を超える評価を受けており、彼らが順当に成長することが出来れば4度目のW杯出場も見えてくる。
Rasmus Hojlund/Man.United (20/ST)
OVR:77 POT:89
今夏ユナイテッドが大枚叩いて獲得したデンマークのハーランドがPOTトップ。
まだまだ粗削り感は否めないが大外れの域は既に脱した感がある。
代表では6試合で6ゴールと別格の存在感を披露、11番というストライカーらしからぬ背番号がピッチで異彩を放っている。
清水の鈴木唯人が移籍したブレンビーのユース出身でシュトルム・グラーツというオーストリアのチームを経由して五大リーグセリエAのピッチを踏んだ。
現段階でのOVR一位はトッテナムで微妙な立場のホイビュルク、レッチェのLBパトリック・ドルクはOVR65ながらPOT83と素晴らしい可能性を秘めた18歳。
Hakon Arnar Haraldsson/LOSC (20/CF)
OVR:70 POT:83
EURO2016で大旋風を巻き起こしたアイスランド。
当時の主力選手たちは軒並み高齢化し、エースのシグルドソンも色々あった末に18年滞在した英国を去った。
そんな小国アイスランドの至宝とEAに認定されたのはハカン・アルナル・ハラルドソン。
ドルトムントのサポーターであれば、CLコペンハーゲン戦でゴールを挙げた選手として記憶に残っているかもしれない。
インテル移籍が破談になったサマルジッチに類似したスタイルといえばわかるだろうか、高い技術と推進力が武器の東欧風MFだ。
初の5大リーグ挑戦にも怯まず開幕から定位置を確保しており、LWとして新境地を開拓中だ。
アイスランドのPOT二位はオーリ・オスカーソン。アイスランド人エリートの進学コースの一つであるコペンハーゲン所属で、彼もまたハーランドやホイビュルク系統の大型FW。
大谷翔平やヴィクター・ウェンバンヤマなど欧州やフットボールに限らず、最近の若手選手たちのフィジカルエリートぶりは恐ろしい。
Lukas Hradecky/Bayer Leverkusen (33/GK)
OVR:81 POT:81
OVR、POT共にフィンランド一位につけたフラデツキー、代表キャップ89は
既に歴代七位の記録だ。
ちなみに現役代表選手の最多キャップは内田篤人の元同僚テーム・プッキの116試合。
33歳の今シーズンもリーグ戦では正守護神に座り、リーグ首位を走るレヴァークーゼンのゴールに鍵をかける。
POT二位につけたのはファマリカンのリーマッタとスパルタ・プラハのカイリネン。
その特徴的な名前で知られるオリヴァー・アントマンはPOT78で4位。
Erling Haaland/Man.CIty (22/ST)
OVR:91 POT:94
説明不要、アーリン・ブラウト・ハーランがOVR91、POT94でトップ。FC24のパッケージに相応しいスーパースターっぷりである。
個人的には今回のバロンドールが彼でなくメッシになるのであれば、色々見直しが必要になると思う。
カタールW杯、EURO24と連続で出場を逃したノルウェー代表だがハーランド(POT94)、ウーデゴーア(POT90)、ブルッヘのヌサ(POT87)、ベンフィカからノアシェランへローン中のシェルデルップ(POT86)とスーパースター候補が揃う。
監督が悪いのか、くじ運が悪いのか、それともこのヴァイキングには勝者のメンタリティが欠けているのか。
常勝軍団シティのハーランがゴールという結果のみならずフットボールの勝ち方を代表チームに持ち込まなければならない。
Alexander Isak/Newcastle (23/ST)
OVR:82 POT:86
黒いイブラと呼ばれ、AIKで若くから注目を集めたイサクがOVR、POT共に首席。プレミアの水にも馴れた今季は開幕から8試合6ゴールと新興勢力ニューカッスルを牽引している。
長く孤高のエースとしてスウェーデンを支えたイブラヒモビッチの代表引退以降、皮肉にも強国への道をじっくりと歩んでいる北欧の名門。イサクの箱にもクルセフスキ、フォシュベリ、リンデロフと実力者を揃え、ベルクファル、バルドグジ(共にPOT85)と未来のホープも豊富。
ノルウェーとともに北欧勢が世界を支配する日も来るかもしれない。
Karl Hein/Arsenal (21/GK)
OVR:64 POT:74
ガナーズサポにはお馴染み、カール・ハインがエストニア代表のトップを張る。
未だアーセナルのトップチームではキャップを刻めていないが魔所なるチームでは守護神を務めている。
OVRもPOTも並みの選手の域を出ない彼だが、今でもその才能は高く評価されており、ヴィラのマルティネスのように出場機会さえ得れば大爆発する可能性もある。
とはいえトップチームではラムズデールとラジャが激しくしのぎを削っており、カップ戦でも彼の出番は見つけられないかもしれない。
OVR一位のザンクトパウリCBカロル・メッツが評価70と、お世辞にも強国、いや中堅とすらいえないのがエストニアの現状だ。
Cebrail Makreckis/Ferencvaros (23/CAM)
OVR:66 POT:75
遂にプレー中の画像を見つけられないレベルに。getty等を避けている筆者のせいでもあるのだが。
近年欧州コンペティション出場が増えたことで、ヨーロッパサッカーファンの間では名が知られ始めたフィレンツェバーロシュに所属。
典型的なフットボール後進国に現れた独創的な髪型の突然変異型天才司令塔で、軽やかなボールタッチと推進力がウリ。
OVRトップもPOTトップのマクレツキスで66、五大リーグ所属もセリエBのスペツィアに在籍しているクロリスのみ。
W杯で男子バスケ代表が躍進したこともあり余計に子どもたちの人気も奪われそうな予感がある。
それでもFC24収録者六人のうち五人が24歳以下、最年長のシガニクスも26歳と可能性は残されている。
Gvidas Gineitis/Torino (19/CM)
OVR:61 POT:80
こちらもナショナルチームのプレー画像が見つからず。
リトアニアといえばラトビアを超えるバスケットボール大国として知られており、サッカーはまだまだ発展途上。
しかしこのジネイティスは国のフットボール史に名を刻める逸材で、POTは80と立派。現在セリエAのトリノに所属しており、わずかながら出場時間も得ている。
テクニックがありながらアンカーを務めることもできる万能性が武器で、191センチの長身が目を引く。
セリエが世界トップの座を明け渡してもう長いが、未だ戦術面では特筆すべきものがあるこのリーグで研鑽を積み上げていきたい。
OVR一位、POT二位につけたのは上田綺世の元同僚エドガラス・ウトクゥス。
Martin Agnarsson/Viborg (19/LB)
OVR:55 POT:74
最早私服である。この素敵な好青年はデンマーク領フェロー諸島代表としてキャップを刻んだ19歳、マルティン・アグナルソン。gleeの出演者ではない。
ウィンガーも務める程の高い攻撃性能を持ったLBで、デンマーク一部ヴィボーに属しているが今シーズンはまだ出場ゼロだ。
それでもPOT74と全盛期になれば五大リーグ下位でスタメンを張れるレベルに成長すると見込まれている。
フェローといえば厳しい欧州予選で毎度カモにされているイメージがあるが、正式な国ではない彼らの奮闘に心動かされた人もいるはず。
アグナルソンがEAの期待をいい意味で裏切り、ギャレス・ベイルのようにサイドバックから最高峰のウィンガーになることが出来れば、その時がフェローの日の出といえるだろう。
今回はブリテン四国を含む14ヵ国を紹介した。この記事は国際連合の区分に従い、北ヨーロッパから順に紹介していく流れにしたのだが、イギリスが北欧に含まれていることが何よりの驚きであった。
ここまで読んでいただいた方、誠にありがとうございました。次回の記事もぜひよろしくお願い致します。