FC24で各国最高POTの選手を調べてみた(北中米編)
こんにちは、筆者です。
このコラム(?)で紹介する選手は極端にマイナーな選手が登場することもあり、画像サイズを小さめで統一しなければなりませんでした。
しかし北中米は紹介選手が少ないこともあり大き目の画像で統一できました。
PCの方にも見やすい出来栄えになっていれば幸いです。
アメリカ
Folarin Balogun/Monaco 21/ST
OVR:79 POT:86
サッカー人気が急上昇中のアメリカ。大国の未来を担う逸材としてPOTトップに立ったのはフォラリン・バログン。
イングランドで育ち、7歳から名門アーセナルに所属。トップチームではほとんどチャンスを得られなかったものの、ローン先のスタッド・ランスで0ゴール越えの大爆発を見せ、同じリーグアンのモナコに買い取られた。
昨シーズンは伊東、今シーズンからは南野のチームメイトとしてプレーしている。
先述した通りバログンはイングランド育ちだがA代表は生まれ故郷であるアメリカを選択。両親はナイジェリア人であるため、三か国の代表を選択することが出来た。
高い身体能力とストレッチを武器にゴール前で決定的な仕事を連発する。
二位はドルトムント所属、ジョバンニ・レイナ。怪我に悩まされ続け期待されたような成長曲線は描けていないものの、OVR78、POT85と高い評価を受けている。
三位は国内最高峰のFWと評されているジェスス・フェレイラで、中盤で組み立てに絡みながらファイナルサードに飛び込む米国版フィルミーノだ。
その後ろにもPSVのティルマン、ぺピ、ミランのムサと二十歳になったばかりの新世代がずらり。将来性の高さは抜群だ。
国内o.1の人気を誇るクリスチャン・プリシックはPOT82と10人もいる同率7位に沈んだ。
カナダ
Alphonso Davies/Bayern Munchen 22/LB
OVR:83 POT:88
当然のごとく現在の総合評価、ポテンシャル共に頂点に君臨。スプリントスピードトップ5常連の超快速サイドバックで、高い攻撃性能でサイドアタッカーも兼任。
こちらもフィジカルモンスターらしく怪我に成長を阻まれているが、マドリーの関心が噂されるなど世界トップレベルのLBであることに変わりはない。
マーケット開幕ごとにビッグクラブ移籍が囁かれるLOSCのデイヴィッドが二番手、先の親善試合で批判の対象となってしまったセルティックのSBジョンストンが三番手に。
近年北米で最も上昇したチームという印象のあるカナダだが、POT80越えは上記三人とポルトのエウスタキオまでと少々寂しい結果に。
メキシコ
Santiago Gimenez/Feyenoord 22/ST
OVR:80 POT:85
カナダとは反対にチチャリート世代以降鳴かず飛ばずなイメージが付きまとうメキシコにワールドクラス候補が現れた。
フェイエノールトで非凡な活躍を見せているサンティアゴ・ヒメネス、その暴れっぷりは史上最高額で加入した上田が取り付く島もないほどだ。
既にOVR80、POT85と一級品の査定を受けているが、最近の活躍を見るとこれでも過小評価に思えてくる。
ポストで起点になることも、裏抜けから点で合わせることもできる万能型で、左足のタッチで巧みにDFのタイミングをずらす。
三位のイスラエル・レイスは所属のクラブアメリカが収録されていない関係でフリーで獲得できるグッドプレイヤーだ。
2014年のブラジルワールドカップで話題をさらったオチョアは37歳ながら未だOVR81位、怪物だ。
Brayan Gil/Deportes Tolima 22/ST
OVR:67 POT:78
サーフスポットとして有名な南国エルサルバドル。FC24における収録選手は四人と控えめだが、ヒルは五大リーグでスタメンを張れるレベルに成長する逸材だ。
母国エルサルバドルリーグではプロデビュー一年目の18歳で25試合、16ゴール。破壊的な活躍を見せ、ベルギーの名門ヘントに移籍。
一年でヨーロッパのリーグを去り、その後はコロンビアリーグで研鑽を積んでいる。
コロンビアとの二重国籍でアンダー世代ではコロンビア代表としてプレーしたが、A代表はエルサルバドル代表として6キャップを刻んでいる。
残りの三選手は全員MLSでプレー中。欧州リーグでプレーしている選手はゼロだ。
Aaron Herrera/Montreal 26/RM
OVR:68 POT:69
MLSのモントレアル(カナダ)でプレーしている26歳、エレーラが戴冠。メインポジションのRMに加えてディフェンスラインすべてでプレーできるユーティリティプレイヤーだ。
アメリカU-代表の常連でA代表のピッチにも立ったが、公式戦キャップを刻む前に父の生まれ故郷であるグアテマラ代表に轡替え。
二位のシンシナティFWアルキメデス・オルドネスはOVR56ながら13の伸びしろがある。
エルサルバドルより一人多い5人が収録されているが、OVR、POT共に70を超える選手が不在。彼らをワールドカップでお目にかかる機会はまだ先になりそうだ。
Keylor Navas/Paris Saint-Germain 36/GK
OVR:85 POT:85
コスタリカの伝説ナバスが堂々第一位。
GKとしては上背に欠けるものの、驚異的な反射神経でスーパーセーブを連発。ハイライト映えするビッグセーバーだ。
クラブへの貢献に対し正当な評価を得られない苦しいキャリアになってしまったようにも見えるが、マドリーのCL三連覇の立役者という功績は彼のキャリアの終焉とともにより大きな称賛を浴びることになるだろう。
POT二位で81の高評価を受けているのはトゥエンテのマンフレッド・ウガルテ。小柄なCFらしい巧みな裏抜けが武器。
決して足の速い選手ではないが最高速に到達するのが異常に早く、突き出しすぎに見えるドリブルになぜかDFより先に追いつくというシーンが散見される。
この二人以外にパッと目を引く選手はいないが、全盛期に到達すれば五大リーグで主力に慣れると見込まれている選手が多く、北中米カリブ四番手のポジションは未だ固いように思える。
(ニカラグア)
Adalberto Carrasquilla/Houston Dynamo 24/CM
OVR:70 POT:75
フェライニ、ヴィツェルらの系譜を継ぐ特徴的なヘアのアダルベルト・カラスキージャ。プレースタイルもヴィツェルに近く、中盤で高いインテンシティと運動量を保証しながらテクニックで違いを生み出せる。
2018年にデビューしたパナマ代表では48試合に出場しており、フェリペ・パロイの持つ103試合を塗り替えてトップ10に名を刻むだろう。
カラスキージャを超える66試合のキャップを刻み、ワールドカップのピッチにも立ったマルセイユRBムリージョはOVR一位、POT三位。
アンデルレヒトで少々伸び悩んだが抜群の攻撃性のは証明済みだ。
(ベリーズ)
David Ruiz/Inter Miami 19/CM
OVR:60 POT:76
一見ブラジルの名CBと同じ名を持つデイビッド・ルイスが頂点に。実績のわりに画像が豊富だったのは同僚メッシの影響か、単純にアメリカという国の大きさだろうか。
運動量が豊富でウィングバックもこなせるダイナミズムも持ち合わせている期待の星だ。
生まれも育ちもマイアミでアメリカ代表入りを期待する声もあったが、本人は19歳にして早々に両親の祖国であるホンジュラス代表を選択。
かつてはサッカーでしか聞かない国名といわれていたホンジュラスだが、最近ではサッカーでも聞かない名前となりつつある。弱体化したナショナルチームの希望となりたいところ。
二位のデニル・マルドナードは名門LAFC所属。25歳ながら伸びしろを7も残しており、期待値の高さがうかがえる。
リーガ好きにはお馴染み、アントニー・ロサーノはPOT73で五位に沈んだ。
バルサB時代の期待に応えるキャリアは築けなかったが、今夏加入のヘタフェでもカディス時代のように一定の役目は果たせるだろう。
北中米カリブの国々をまとめて紹介しようと思っていたのですが、カリブの国々の収録選手が思っていたよりも多かったので二編に分けることにしました。
次回はカリブ編です。かなりのマニアでなければ知らない選手が続々登場すると思います。
よろしくお願いします。